2U-02
WSNにおけるコンテンツ指向型データ配信手法の導入
○國安哲郎,重安哲也(県立広島大)
近年,データの内容そのものを指定するコンテンツ指向型ネットワークが注目されている.同技術では,コンテンツ名を識別子とし,コンテンツのロケーションに依存せず通信を行う.また,IoTが推進されている今,マルチホップ中継により遠隔からデータを収集するWSNも注目されている.WSNにおいて従来のホスト指向型で通信を実施する場合,データのロケーションを全て把握しておく必要がある.そこで,コンテンツ指向型ネットワークの1つであるNDNをWSNへ適用することで、名前指定でデータを要求することができ,ロケーションを意識しない効率的なデータ収集が可能となる.本稿では,コンテンツ取得率の更なる向上を目指した最適NDNアルゴリズムについて検討する.

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