情報処理学会 第79回全国大会講演要旨

多種多様で膨大なトラフィックが流れる現在のネットワークでは、全てのアプリケーションのトラフィックが同一に扱われているために、大規模災害発生時に輻輳が発生すると、ユーザーが真に必要とするアプリケーションの通信が困難となる。この課題を解決するには、アプリケーションの種類を識別し、アプリケーション毎に輻輳制御をする必要がある。そこで本研究では、トラフィックからアプリケーションの種類を識別し、仮想化プログラマブルノードFLAREを用いてアプリケーション毎に帯域制御や経路制御を行う手法を提案する。