2S-07
マルチセンサーネットワークを用いた入浴時リスク検出システム
○佐藤直樹,佐々木淳,高木正則,山田敬三(岩手県大)
我が国では独居高齢者の増加に伴い,地域での見守り活動等による様々な孤独死防止対策が行われている.一方,センサーネットワークやウェアラブル端末技術の進展により,遠隔での継続的な健康管理や危険状態の早期発見が可能となってきている.本研究では,独居高齢者宅におけるリスクが最も高い入浴時に着目し,浴室内での突然死や溺死の危険性の早期検出を目的とし,マルチセンサーネットワークを用いた入浴時リスク検出システムの提案を行う.今回は,日常の健康管理を行うウェアラブル端末,浴室内に設置した人感センサー,温度センサーを組み合わせ,それらの特性と健康リスク予測の方法について検討した結果について報告する.

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