2S-01
RealSenseを用いた薬剤ピッキング作業支援システムの開発
○石沢智士,村田嘉利,佐藤永欣,鈴木彰真(岩手県大)
病院における調剤部門では、薬品棚から薬品を取り出し、個々の入院患者別に割り当てた薬剤トレイの間仕切りに入れていく.取り出す薬品の間違いおよび仕分けの間違いは重大な医療事故につながる危険性があることから,ピッキングミスの防止は非常に重要といえる.薬品棚からの取り出しミスを低減する支援するシステムは存在するが,仕分けミスを低減する支援システムは存在しない.本研究では,Intel RealSense 3Dカメラを用いて小型かつ安価な作業支援システムを開発した.カメラと薬剤トレイの位置関係を固定する作業台を作成し,作成したプログラムを用いて作業実験等を行い,一定の有用性がみられた.

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