2R-01
動的な内部状態を持つゲーム理論を用いた競争関係の分析
○石見尚之,藤田 悟(法大)
国家間の競争関係のように,時間による状態の変化や行動による状態の変化が利得に影響を与え、結果的に戦略の選択に影響を与える問題について、ゲーム理論で定式化する.既存のゲーム理論の多くは内部状態を持たない問題について論じているため、まずプレイヤの内部状態が動的に変化するゲーム理論の定式化を行い、さらに、利得を考える際に次時刻の利得ではなく、さらに1手先の利得を考えた際について、プレイヤの選択の変化を分析する。また、プレイヤの内部状態へ影響を与える係数を変化させた場合について、戦略の選択の変化の分析を行う。

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