2P-08
ボリュームディスプレイのプロジェクションマッピング自動化システムの開発
○池田正隆,白木厚司(千葉大),中山弘敬(国立天文台),平山竜士,角江 崇,下馬場朋禄,伊藤智義(千葉大)
「複数の2次元情報を内包する立体」の一つとして,ボリュームディスプレイがある.糸を複数吊るすことでボリュームディスプレイを実現し,プロジェクタを用いて任意の糸を光らせることにより,1つのディスプレイで複数の動画像を見ることができる.しかし,一般的なプロジェクションマッピングのように凹凸のある物体に映像を投影するのではなく,独立した糸それぞれに正確に映像をマッピングすることは非常に困難である.そのため,糸の位置と映像の微調整を繰り返す必要があり,時間と手間がかかってしまう.
そこで本研究ではカメラとプロジェクタを制御することで,プロジェクタの光を糸に自動で投影するシステムの開発を行い,それを用いて任意の糸を光らせることに成功した.

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