2P-07
深度カメラとスマートフォン用赤外線サーモカメラを用いたリアルタイム3次元温度マッピング
○佐藤広樹,藤田サトル(法大)
本研究では、機械の異常検知や熱エネルギー監査を目的とした、安価で持ち運び可能な3次元温度マッピング手法を提案する。3次元モデルの生成は深度カメラであるKinectを用いて行う。リアルタイムに生成されるモデルに対し、スマートフォン用の赤外線サーモカメラから取得される温度を用いて温度マッピングを行う。3次元温度マッピングの課題のとして、サーモカメラの温度取得精度の低さから、実世界上の物体の温度とサーモカメラから取得される温度のずれが生じることが挙げられる。これを解決するために、2つのカメラから得られるRGB画像を用いたキャリブレーション手法や、重みづけ計算による蓄積型の温度推定手法を用いる。

footer 著作権について 倫理綱領 プライバシーポリシー セキュリティ 情報処理学会