2L-08
道路モルタル法面管理のための3次元地形情報Linked Database Systemの構築
○立花健太郎,野中 晃,田口奈津子,阪口愛紀,高橋伸弥,奥村 勝,前田佐嘉志,鶴田直之(福岡大)
道路法面の老朽化による災害の対策が課題となっている。本研究では、点検作業の高度化を目的とし、経年変化も含めた法面データを地図データベースに関連付けて蓄積する。法面データは、構造物を把握するための車載カメラ画像と3次元形状データ、構造物の亀裂等を定点観測するための詳細画像と3次元形状データ、これらを用いた点検結果である。記録はファイル単位で行うため、NoSQLデータベースを利用し、表示は地図アプリケーション上で行う。また将来的なデータ公開を前提とし、データのオリジナリティの保証と複合的な視点の分析を可能にするため、RDFによるデータ間の関連付けを行う。以上により、法面劣化の原因究明と対策工事の優先順位付けに大きな貢献が期待できる。

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