情報処理学会 第79回全国大会講演要旨

近年モバイル端末の普及やSNS、ニュースアプリの登場により、人々の情報収集は能動的な手法から受動的な手法へと変化している。本研究はその中でRSSリーダーの利用ケースが減少している点に着目した。
ニュースアプリは多彩な情報が得られる一方、RSSリーダーは関心のある分野に特化した情報を得ることが出来る。本研究では、登録するサイトが自由であるRSSの利点を活かし、ニュースアプリでは網羅できない情報もカバーし、かつ、ソーシャルブックマークを利用してユーザーが記事に付けたタグや記事中のキーフレーズを元とした類似記事を表示する機能を加えることで、より良い情報収集のためのアプリケーションを提案し実装した。