2J-09
STAMP/STPA安全分析のためのツールの開発
○佐藤葉介(仙台高専)
現代社会で使用されるシステムはコンポーネントが複雑に相互作用して動作するものが多くなっている.これにより人がシステムのすべての動作を把握することが困難になってきており、コンポーネントを分析するだけでは事故防止できない.そこでメカニズム、技術、プロジェクト間の連携ミスなど複雑化したシステムの問題点を発見できるSTAMPの研究が注目を集めている.STAMPを利用した、事故が起こる前に事故を引き起こす潜在的な要因を見つけることが可能なSTPAという手法がある.STPAを実施するうえでXSTAMPPというツールがあり、分析結果を種類に応じた形式で保存できる.しかしXSTAMPPには複数の問題点があり、それを解決したツールの開発結果を報告する.

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