2H-07
プロセッサの違いに着目した走行モード変更機構の評価
○福居誠二,佐藤将也,山内利宏,谷口秀夫(岡山大)
システムコールの発行は,プロセスの走行モードの変更を伴うため,多くのシステムコールの発行を伴う処理において走行モードの変更は大きなオーバヘッドとなる.このオーバヘッドを削減する手法として,プロセスを任意の時点でスーパバイザモードに変更可能にする走行モード変更機構を提案した.また,OS空間を保護するために,仮想空間切り替え方式とセグメント切り替え方式を提案した.ここで,走行モードの変更に伴うオーバヘッドはプロセッサの性能による影響が大きい.本稿では,プロセッサの性能の異なる計算機としてPentium 4とCore i7を搭載した計算機を用い,プロセッサの違いに着目した走行モード変更機構の評価を行う.

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