2G-05
Flashメモリ上のKey-Value Storeのデータ構造のためのIoT向け低消費電力マイクロアーキテクチャの評価
○馬場裕之,請園智玲,佐藤寿倫(福岡大)
センサデータを収集するIoTデバイスは,将来的にモノのインターネットのサービスを実現する社会で無数に存在することが予想される.そのため,個々のIoTデバイスの消費電力はシステム性能に影響を与える.本稿はIoTデバイス内部にKVSと呼ばれるデータ構造を用いてデータベースを構築した際に,記憶媒体として利用するFlashメモリの低消費電力化を実現する付加的なハードウェア機構を提案し,その効果をシミュレーションにより計測する.提案するハードウェアはFTL機能を有し,ソフトウェアから見て透過的に,かつ,ハードディスクなどの従来の補助記憶装置と同等の操作でFlashメモリを制御できる機構を有しながら同時に低消費電力化を実現する.

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