2G-03
神経回路網による相互結合網パケットスケジュール最適化の初期検討
○相澤和秀,横田隆史,大津金光,大川 猛(宇都宮大)
並列計算機の性能向上の方法の一つとして,構成要素の一つである相互結語網の性能向上が挙げられる.しかし,相互結合網の通信性能の限界は未だ不明であり,通信性能を高める手法の考案,検討を行う上での妨げとなっている.この問題に対し,神経回路網を用い,パケットスケジュールの最適化を行うことで通信性能の限界値を求められるか検討する.検討の最初の段階として,各ノードのパケット送信開始時間の組み合わせから,通信時間が短い,または長いという2値分類について,神経回路網で学習,推測を行う.その結果から,神経回路網がパケットスケジュールの問題を扱うことができるか検討する.

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