2D-01
位置情報に基づく機器稼働データ蓄積手法の提案
○板戸陽子,楓 仁志,山田将史,太田一史(三菱)
通信技術の発展、組込み機器の高性能化によりIoT化が進んでいる。様々な場所に設置された機器がネットワークに繋がり、今まで見えなかった機器の稼働状態を遠隔地から随時収集できるようになった。さらに蓄積データを用いたビックデータ解析を行うために、蓄積システムは長期間蓄積した多量の稼働データを、高速に読み出し可能な機能が求められている。本論文では、鉄道やバス、またエレベータなど限られた地点間を移動する機器の稼働状態を効率的に管理するデータ蓄積手法を提案する。本技術では、稼働データをデータ発生時の位置情報に基づいて複数のグループに分類する。さらに分類のタイミングを最適化することで、高速なデータ抽出ができる。

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