2A-06
静的優先度スケジューリングにおけるタスク分割によるジッタ削減の検討
○鈴木隆元,田中清史(北陸先端大)
リアルタイムシステムにおいて, タスク応答時間, ジッタの短縮は重要なテーマの一つである.
リアルタイムシステムの研究/開発において一般的となっている静的優先度リアルタイムスケジューリングでは, 周期が短いタスクほど優先度が高い. 一方で, 長い周期のタスクの優先度は下がるため, タスク応答時間が長くなりジッタも増える.
本研究では筆者らの提案した Execution Right Delegation (ERD) 法, および ERD 法の基礎となっている定理/補題を使い, タスクを分割することによりジッタを最小化する手法を提案・検討する.

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