2A-05
多数のタスクが動作する環境下でのタスク起動応答性評価
○東山知彦(三菱)
近年IoTや知能化の動きが高まり、従来単一の機能を実現することが多かった制御機器も多機能化してきている。複数の機能を実現する場合、OSを導入して複数のタスクを生成することが一般的である。多機能化によるタスク数増加の課題の1つに、厳しい時間制約が存在するタスクの起動応答性の劣化が挙げられる。本稿では、周期起床するタスクが多数存在する環境を想定する。一般的なリアルタイムOSでは、Tick周期で起床するタイマ割込みハンドラが毎起床時にそのタイムスロットで起床するタスクを実行可能状態にする。本稿ではこの構成における起動応答性に関する課題を明らかにし、基板上で評価した内容について述べる

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