1ZE-04
台風災害時の行動促進情報提供システムの開発
○岡本志歩,高橋亨輔,井面仁志,白木 渡(香川大)
台風は地震に比べて発災までに比較的時間猶予があり,事前対策を充実させることで被害軽減が可能である.現在,行政によって警報や避難情報が発信されているが,対応行動の遅れによる人的被害や物的被害は毎年多数発生している.そのため,警報や避難勧告より身近に感じられる避難のきっかけが必要といえる.そこで,本研究では,日常的に多くの人が利用しているマイクロブログを情報源とし,住民がイメージしやすい情報から発災時の避難行動の促進を目指す.具体的には,過去の台風災害についての相関ルールに基づいて被害情報を取得し,住民の居住地域での被害発生と結びつきが強い被害情報を,住民に行動を促すための情報としてを提供する.

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