1ZC-04
Scratchを用いた図形理解を深める授業実践
○吉原健人,山守一徳(三重大),葛原孝紀(津市立西が丘小学校)
Scratchは小中学生向けに開発されたプログラミング環境である。今回は小学校5年生を対象に、45分間の中で正多角形や五芒星を描くプログラムをScratchで作成する授業実践を行った。正五角形の外角の角度を説明し、五芒星を描く場合の一回当たりの回転角度を考えさせながらプログラムを作成させた。実践後の調査では回転角度について約8割の児童から「分かった」側の回答が得られた。自由に幾何学図形を描くプログラムの作成にも挑戦させて、繰り返し処理程度のプログラムが作成できるようになった。

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