1ZB-06
ハンドジェスチャを活用した遠隔医療コミュニケーションに関する検討
○大串健太(近畿大),山本豪志朗,黒田知宏(京大),大星直樹(近畿大)
通院困難な高齢者の急増に応じて、遠隔医療の必要性が指摘されている。遠隔医療では、患者と医師は直接対面せず、ディスプレイを介して診察を行うことになる。本研究では、医師が患者に対し、ディスプレイに表示された情報を用いて診療説明することを想定し、臓器の3Dモデルやレントゲン写真等を指し示しながら説明する状況を考える。医師の動きに連動する手モデルを医療情報とともに表示すれば、医師と患者間のコミュニケーションの幅を広げることができるのではないかと考えている。本発表では、指差し動作で遠隔にポインティングを伝達できるシステムを作成し、従来のポインティング手法を用いた場合との比較実験を行ったので報告する。

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