1ZB-05
時間の錯覚効果を利用した就寝時刻改善システム「IllusionClock」の提案と実装
○畑中 衛,菊地慎之介,野地遼一,三井健史,濱川 礼(中京大)
本論文では,ユーザの生活リズムのデータを元に,時間の錯覚を誘発し就寝時刻を個々の理想時刻へと改善するシステム「IllusionClock」について述べる.
睡眠不足は現代では深刻な問題であり,睡眠の質を高める研究は多く行われている.
我々は睡眠不足の原因の50%を占める"意図しない夜更かし"に着目し,時間の錯覚を誘発させることで,就寝時刻を改善するシステムを開発した.
本研究では,腕時計型デバイスの加速度データと部屋の照度から算出したユーザの生活リズムを元に,ユーザに提示する時計の時刻を操作することで,理想の時刻に就寝へと誘う.

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