1ZA-06
HOG特徴量を用いた時系列画像からの人物検出
○荻莊裕太,阿部 亨,菅沼拓夫(東北大)
映像中での人物領域の検出は,監視,制御,解析など幅広い分野のアプリケーションで必須の処理となっている.人物領域検出のために様々なアプローチが提案されているが,その中でも,Histograms of Oriented Gradients(HOG)特徴量を用いたアプローチが多くの手法で用いられている.フレーム単位でHOG特徴量を求め人物領域を検出する従来手法では,各フレームでの抽出結果が映像の状態により大きく変化する.この問題に対処するため,本稿では,対象フレームのHOG特徴量に加え,前後のフレームの情報も用いることにより,安定した人物領域検出の実現を図る手法について述べる.

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