1ZA-05
特徴の空間分布を利用した特定物体検出手法の提案
○吉田侃又,赤嶺有平(琉球大),根路銘もえ子(沖縄国際大)
画像中の特定物体位置の検出を行うには,対象の特徴を抽出する必要があり,その為の手法として画像中から輝度変化の大きい点を検出し,その輝度勾配方向と大きさを局所特徴量として利用する方法がよく用いられる.しかし一般に,光源位置の違う屋外など,画像の「見え」が変化してしまう環境下では,物体の特徴が変化するため,物体検出の精度が低下する傾向がある.そこで本研究では,画像中における大域的な特徴の空間分布を求め,その分布を利用してより精度の高い特定物体検出を行うことを目的とする.

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