1ZA-04
刺激の強弱に着目したブレークポイントの作りやすい通知手法の検討
○金子雅司,岩田 満(都立産業技術高専)
一般的に行なわれている通知はユーザの状態を考慮していないため,作業遂行の中断,再開負荷の増大が起こり,作業効率が低下する問題が指摘されている.本研究では作業が中断する際の切れ目「ブレークポイント」に着目し,この問題の低減を目指す.ブレークポイント作成が成功すれば,途中までの作業を記憶することができるため,作業復帰時間が短縮され,作業効率の向上が見込める.この実現のため,作業に干渉せず,反射的に刺激がある方に意識を向けることが少ない弱い刺激から次第に感じ始めるような通知を提案する.振動,熱,電気を用いて提案手法に最適な刺激を検討し,従来の一般的な振動通知と比較を行う.

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