情報処理学会 第79回全国大会講演要旨

近年では陸上競技者人口の割合の上昇がみられ、競技初心者の増加が考えられる。これらから競技初心者でもわかりやすく、練習に取り組めるシステムができないかと考えた。 初心者がタイムの向上や効率の良い走り方には走行時のフォームが影響している。フォームの解析には屋外での使用ができ走行において軽量なため障害にならずに大規模なモーションキャプチャー機器よりも安価であることから、Myoを使用した。　Myoには加速度センサ、筋電センサが搭載され、前腕に装着する。　実験には前腕に装着し100メートルを走行し振られた腕から加速度データを取得し座標や速度を算出することができる。そのデータをグラフ化することで経験者と未経験者でのフォームの比較を目的とする。