1Y-07
距離カメラを用いたWCST実験における困惑状態の検出
○和田勝貴,長尾智晴(横浜国大)
近年,ヒューマンロボットコミュニケーションの分野で感性推定の研究が盛んに行われており,中でも「困る」という感情の推定はATMやコミュニケーションロボットといった社会システムを利用するユーザの支援に貢献が期待される.今回我々は人間の表情から困り感情の推定を目的とし,距離カメラで取得した顔特徴点データを用いて困り感情を推定する実験を行った.本研究では,意図的ではない自然な困り表情を解析するため、自然な困り表情データの収集を行った.その後,収集データに対して機械学習と進化計算を用いた最適化手法によって表情データを解析することで困り感情の推定に有効な特徴量の発見及び困り感情の推定精度の向上を目指した.

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