1Y-04
BCIによるWebブラウザ操作
○荒谷優也,川越恭二(立命館大)
近年、脳波を用いた入力方法としてBCI(Brain Computer Interface)が注目され、BCIによる文字入力などの多くの研究が行われている。従来のBCIには、仮想キーボードの点滅に対する生理的反応を利用した方法がある。しかし、この方法は視線を画面外に向ける必要がある。そこで、本研究では、BCIによるWebブラウザ操作を実現するために、脳内想起中の脳波データを利用する方法を提案する。具体的には、取得した脳波データをSVMにより分類し、想起した操作内容を推測する。ブログなどにおける重要度の高い次と前ページへの移動を対象に脳内想起によるWebブラウザ操作が可能であることを示す。

footer 著作権について 倫理綱領 プライバシーポリシー セキュリティ 情報処理学会