1Y-03
三極電極のブレイン・コンピュータ・インターフェース(BCI)による外部機器操作
○大休寺颯斗,小川 均,Victor Kryssanov(立命館大)
ブレイン・コンピュータ・インターフェース(BCI)は四肢麻痺患者,あるいは筋萎縮性側索硬化症候群(ALS)患者など,手足の不自由な人々が意思疎通を図るための手段として注目されている.しかし,外部機器を動かすためのBCIは電極部を湿らす必要のあるものや,多数の電極を配置する必要があるものがほとんどであり着脱に難がある.そこで本稿では実践的な使用を想定し,着脱が容易な乾いた電極部を3極持つBCIを対象とし、識別可能な脳活動を調査する.そのため,EEGを解析しその結果から機械を制御するために命令の種類の最大数について考察し、また実験により検証する.

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