1Y-02
個人写真閲覧時の脳波を用いた主観状態の推定
○野村太輝(名大),森田純哉(静岡大),平山高嗣,榎堀 優,間瀬健二(名大)
コンピュータに人の主観状態を理解させることはヒューマンコンピュータインタラクションにおいて非常に有用であると考えられている.コンピュータが人の主観的な状態を理解することでそれに応じた情報の提示が可能になるなど様々なサービスの向上が見込まれる.本研究では,主観状態として感情と記憶に着目し,特に個人写真によって誘発される主観状態の推定を目的とする.一方で,脳波は主観状態と深い関わりがあることが認められ,広く研究が行われている.本研究では,写真閲覧中の主観状態の推測のために脳波を採用し,連続ウェーブレット変換後のスペクトログラムを入力とした畳み込みニューラルネットワークによる主観状態推定のためのシステムの開発を行った.

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