1X-09
科学技術データ可視化のためのカラーマップエディタ作成
○鶴見沙織,加納 徹,竹島由里子(東京工科大)
科学技術計算によって得られた数値を可視化する際,擬似的に色に変換するという手法がよく用いられている.これまでは,色相を線形に変化させた虹色のカラーマップが頻繁に利用されてきたが,色相変化では値の連続性を直感的に理解することが困難である.また,研究者は可視化の専門家ではないため,汎用可視化システムで推奨されているカラーマップを利用せざるをえないという現状がある.そこで本研究では,IEEE等の論文に掲載されているカラーマップを収集・分類し,ユーザの操作によってデータに応じた最適なカラーマップを提示するシステムを構築した.本システムにより,直感的に理解できるカラーマップの選択および画像の作成が容易になる.

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