情報処理学会 第79回全国大会講演要旨

従来よりアニメーション製作は非常に多くの作業を必要とするものであり、それをコンピュータによって軽減しようとする試みは数多くなされてきた。特に近年においては、アニメーションに求められる質の向上と業界の人手不足によってよりその必要性が増してきている。本稿において我々はドローイングによって描かれた平面のイラストから立体的な動きのあるアニメーションを作り出すことのできる、原画と動画の作業を一纏めに扱うアニメーション制作手法を提案し、実際のアニメーションと本手法によって製作したアニメーションとの比較によって本手法の評価を行う。