1W-08
プログラムローダを用いたStack-based Buffer Overflow攻撃を緩和する手法の改善と評価
○菅原捷汰,王  氷,宮崎博行,近藤秀太,渡辺亮平,横山雅展,齋藤孝道(明大)
メモリ破損脆弱性の一つにStack-based Buffer Overflow(以下SBoFとする)脆弱性がある.この脆弱性を悪用するSBoF攻撃は,サービスのクラッシュや攻撃者が用意した任意のコードの実行を許してしまう可能性がある.したがって,SBoF攻撃を緩和する様々な対策技術が考案されてきた.我々の先行研究においても,プログラムローダを用いて,SBoF脆弱性を招くライブラリ関数を,境界検査を加えた安全な関数に置換しSBoF攻撃を緩和する手法の提案と実装を行った.本論文では我々の先行研究の改善と詳細な評価を行った.

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