1V-05
シートの振動を用いた自動車の周辺通知システムにおける実用性評価
○菱田勇弥,鈴木彰真,村田喜利,佐藤永欣(岩手県大)
車線変更や後進時,左折時の死角に起因する事故防止のために,自動車にセンサを取り付け,人や他車両を通知する取り組みが,自動車メーカーで行われている.後方を支援する多くのシステムは,既に実用化されている.一方,運転者への伝達方法としては,視覚や聴覚による通知を採用している.これらの通知は,他の注視対象や環境音との競合を回避する必要がある.そこで,より直感的で他の情報と競合しない手法として,臀部に設置したアクチュエータを用いた通知を検討してきた.本稿では,センサ情報が入力されてからアクチュエータが動作するまでの処理速度を検討した.また,事前の教示及び学習によるモータの強度の判別能力の向上について検討した.

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