1V-04
運転支援システムのためのSVMを用いた外れ値検出の検討
○小椋翔太,尾坂啓宏(愛知工大),伊藤信行(三菱電機エンジニアリング),梶 克彦,内藤克浩,水野忠則,中條直也(愛知工大)
 自動車などのリアルタイム制御システムが複雑化している.そのため,システム障害時の原因特定が困難となっており,安全性・信頼性の低下が懸念されている.現在,運転支援システムの普及が進みつつあり,その信頼性の確保が重要である.
 本研究では,運転支援システムのひとつであるACC(Adaptive Cruise Control)を対象として,SVM(Support Vector Machine)による機械学習を用いた外れ値検出を検討した.車速,車間距離,カーブ,勾配を入力として,ACCが先行車を見失う状態を外れ値として学習した.また,ミリ波レーダに部分的な遮蔽を行い,その影響を外れ値として検出できるか実験を行った.

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