1T-03
M2MネットワークにおけるMQTTを用いた調停機構
○丸山真治,高田秀志,西出 亮,山本修平(立命館大)
近年,様々なM2Mデバイスが普及していることに伴って,M2Mデバイスが同期的な協調作業の支援に用いられることも想定される.そのような環境では,調停役を選出し,データの一貫性や通信遅延などの問題を解決する必要があるが,M2Mデバイスの離脱などによって再配置が必要になった場合,従来の手法では,必ずしも低消費電力を求めるM2Mネットワークに最適化されているとはいえない.本研究では,M2Mネットワークにおける消費電力の低減や再配置時間の最適化を行うために,軽量で汎用的な通信プロトコルであるMQTTをM2Mネットワークに適用する.その結果,M2Mネットワークの調停機構においてMQTTを利用することが有効であることを示す.

footer 著作権について 倫理綱領 プライバシーポリシー セキュリティ 情報処理学会