1S-05
マルチプラットフォーム対応iHACアプリケーションの設計
○小久保由惟,梅山莉奈,鈴木秀和(名城大)
モバイル端末から操作可能な情報家電機器が普及しつつある中,筆者らは通信プロトコルの
違いを意識しないでこれらの機器を操作することが可能なiHACアプリを提案している.
しかし,通信プロトコルの差異を吸収するiHACフレームワークはObjective-C++で
開発されているため,日本の約半数のシェアを占めるAndroidスマートフォンでは
使用することができない.この課題を解決するために,本稿ではマルチプラットフォームに
対応させたiHACのシステム設計について述べる.HTML5ハイブリッドアプリ開発プラット
フォームであるmonacaを利用してユーザインタフェースを共通化させ,iHACフレームワークを
C言語で再設計することにより,iOSとAndroidにおけるソースコードの共通化を図る.

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