1R-05
Artificial Bee Colony法を用いたグラフ色塗り問題の解法
○冨樫勇哉,クラウス アランニャ,狩野 均(筑波大)
Artificial Bee Colony(ABC)を離散化して制約充足問題へ適用可能な手法を提案する。
ABCは蜂の群れの採餌行動をモデルにした探索手法であり、3種類の蜂を用いて局所探索と大域探索を行う。
本来、ABCは関数最適化問題に適した手法であるため、制約充足問題へ適用する場合は離散変数に対する扱いが問題となる。また、制約充足問題では部分解の働きが重要であるため、関数最適化問題に対して行うように1要素のみの変更では局所解に陥る可能性がある。
本手法ではABCの変更式を離散化し、部分解を用いることにより、ABCを制約充足問題へ適用した。
また、本手法と従来手法の比較実験を行い、本手法の有効性を示した。

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