1R-04
力学系学習木における適応的ノード選択
○菅原康滉,三浦勇気,栗林 倫,沼倉彬雄,加藤成将,佐藤和幸(岩手大),冨澤武弥(大船渡市役所),三好 扶,明石卓也,金 天海(岩手大)
力学系学習木は船体,車体,ヒト型ロボットなどに応用されている.
従来,力学系学習木の各ノードは平均出力値を保持・更新している.
また,出力計算時のノード選択では入力値と最も近いノードを選択している.
しかしながら,選択されるノードの平均出力値と更新されるべき真値の間の誤差が大きい場合がある.
そこで本研究では,この誤差値を利用した適応的なノード選択を導入することで誤差低減を行う.
提案法を小型船舶の軌道データに適用し,従来法よりも真値に近い軌道予測が行えることが分かった.

footer 著作権について 倫理綱領 プライバシーポリシー セキュリティ 情報処理学会