1Q-07
傷病と症状の共起関係に基づく初診患者のための診療科判定システムの構築
○安永 翼(横浜国大),高林 徹,村上優行(ARアドバンストテクノロジ),伊藤 豪,中田雅也,濱津文哉,濱上知樹(横浜国大)
診療科の細分化によって受診科判断が困難になり,主訴(患者の訴える症状)から自動で診療科を判定するシステムの需要が高まっている。本研究では傷病と症状の共起関係に着目して診療科ラベルが与えられた傷病に関する文書を利用することで診療科判定システムを実現する。主訴を傷病に関する文書と同じ空間上の文書として扱うと本研究におけるタスクは文書分類である。ただし分類対象文書は学習データに対して単語量が少ないと想定される。提案手法ではTF-IDFを特徴としたベクトル空間モデルにおける主訴と傷病の類似度により診療科に対してスコアリングする。

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