1Q-06
視線と移動速度に基づいた興味推定システム
○北川 遼,長谷川孔明,今井倫太(慶大)
人間は外界の様々なものに対して興味をもって行動する.人間の行動から興味を読み取るモデルを作成することで,人々の興味を集めているトピックを評価したり,関心を持たれているものに集中してプレゼンするなど,ユーザそれぞれに適した情報提示ができる.しかし,実環境で興味を持った人間はどのような特徴をもつ行動を取るのかわからない.そこで,興味を持った人間の行動特徴を調べるため,実際に発表会や展覧会で予備実験を行った.予備実験の結果,興味を持った人間は興味の対象へ注視するとともに移動速度が低下することがわかった.本研究は,視線方向と移動速度に着目し,発表会という実環境の中で,特定の対象物に興味を持った人間を推定し提示を行うシステムを考える.

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