1Q-03
家庭内余剰食材推定システムの提案
○青島宇佳,豊田哲也,大原剛三(青学大)
日常生活において余剰食材を無駄なく利用した調理が望ましいが,実際に食材を購入する際に自宅に残っている食材を適切に把握できているとは限らない.しかし,食材の購入と調理を繰り返すことで,常に余剰食材を把握することは困難である.このような問題を解決するために,本研究では家庭内の余剰食材の推定を行うシステムを提案する.提案システムは,購入食材の登録と利用食材の推定の2つの構成要素に大きく分けることができ,購入食材と使用食材の差分を余剰食材として推定する.購入食材の登録ではタブレットのカメラにかざすだけで食材の種類を推定する.一方,利用食材の推定に関しては,まず調理後の料理画像から料理を推定し,その料理に対するレシピ情報を参照して利用食材を推定する.

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