1P-05
Genetic Algorithmに基づくBinary Weight可変構造DNNの高速学習ハードウェア
○高木俊平,渡部直弘(農工大),大塚卓哉(NTT),北澤仁志(農工大)
Binary Weight可変構造DNNの高速学習ハードウェアの構成とFPGAへの実装について述べる. 提案手法は以下の利点を持つ.
(1)Weightと同時に構造の最適化もできる.
(2)Wが±1,0のため乗算器が不要であり,FPGA上に 多数の nodeを実装できる.
(3)BPを用いないためAnd, Or, Eorなど任意の関数をnode計算に 用いることができる.
(4)BPを用いないため,全Layerの演算を並列・パイプライ ン処理 することができる.
構造最適化のためにnodeの処理を切換える制御ラインを備えた構成において, 1data/1clockのthrough putを実現した. 動作周波数200MHz, node数128-64-64-2の4層DNNについて,10000データ/1 epoch, 500遺伝子のGAにおいて20世代/sec (10000 epoch/sec) の処理速度が得られる.

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