1N-08
セルラ進化型神経回路網を用いる医用画像の超解像処理
○徐 欣欣,長尾智晴(横浜国大)
医用画像は撮影条件などの影響を受けやすい。そのため医療診断を行う上で十分な解像度の画像を得られるとは限らない。病巣のエッジははっきりしておらず、形状の観察に影響を与える。そこで高精度かつ正確な高解像度画像を得るために、医用画像の超解像処理が求められている。本文は高解像度画像と低解像度画像を教師データとして扱い、事例ベース超解像手法を検討する。遺伝的アルゴリズムGAによって、セルラ進化型神経回路網の回路の構造を最適化することで、超解像処理のプロセスを自動的に構築する手法を提案した。医用画像において、セルラ進化型神経回路網を用いる超解像処理の有用性を示した。

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