1K-05
Linked Open Dataにおける確率モデルに基づいたリソース間の経路ランキング手法
○西田寛章,古崎晃司,駒谷和範(阪大)
Linked Open Dataの原則によれば、リソースにアクセスされた際には有用な情報を標準的なフォーマットで提供するべきである。しかし、「有用な情報」とは自明ではなく、全ての情報を出力することが必ずしも良いわけではない。そこで、本研究では指定したリソースから別のリソースまでの(propertyを介した)経路を確率モデルに基づきランキングすることで有用度の高い情報を得ることを提案する。
本提案モデルにおいては、リソース間の遷移確率モデル上で指定したリソースから経路探索をし、生起確率の大きなパスから順に出力する。この際、冗長なパスを省略するためにハブ検出を組み込んだ。

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