1F-05
Classroom Response System における応答状況に基づく自律的な学習支援機能の検討
○水谷晃三(帝京大)
授業中の教授者と受講者のインタラクションを支援するシステムとしてClassroom Response System(CRS)がある.すでに様々な活用事例が報告されておりその有効性も度々指摘されているが,CRSの利用を通じて個々の受講者へリアルタイムに授業支援を実現するという目的においては議論の余地がある.本研究ではWebベースのCRSにおいて,個々の受講者の応答状況に基づいて学習支援のための情報を受講者へ自律的に提示する機能を検討している.本稿では同目的を達成するためのシステム概要と,情報提示のタイミングを決定するための検討中のモデルについて述べる.

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