1F-03
ルーブリックに基づくレポート自動採点システムの構築
○山本 恵(名古屋外国語大),梅村信夫(名古屋学芸大),河野浩之(南山大)
レポート評価の厳正化を保つために,5種の評価観点(1.課題の理解度と解答内容の妥当性,2.論理的な展開,3.資料と根拠の妥当性,4.文章作法の遵守と適切な推敲,5.読みやすさ・表現の巧みさ)からなるルーブリックに則した自動採点システムを提案し、LMS(Moodle)への実装を進めてきた.具体的には4-5.の自動採点結果から,サポートベクターマシンなどの機械学習アルゴリズムに基づく分類器を用いて1-3.を含めた全体の評価観点を5段階の成績レベルに分類するものである.本研究では分類の精度を上げるために,評価観点1.の評価項目のうち[論題と記述の合致度]および[主要な関連語の存在]を自動採点可能項目と位置付け,分類器を再検討した結果を報告する.

footer 著作権について 倫理綱領 プライバシーポリシー セキュリティ 情報処理学会