1E-06
複数種のLCDを配置した半球ドーム型高臨場感ディスプレイシステムの構築手法
○神原利彦,三上 学(八戸工大)
近年、人間の視野を覆い尽くすほどの広範囲な視野角を持つ曲面スクリーンの上に高解像度な映像を呈示する技術が提案されている。プラネタリウムのような半球凹面上にプロジェクターで投影するシステムが一般的だが、投影機の仕様以上の解像度で投影できないという問題点があった。そこで、本研究では長方形の液晶ディスプレイ(LCD)を凹型半球面の内側に多数並べて、タイルドディスプレイの技術を応用して巨大な1 枚の高解像度な半球凹面画像を映し出すシステムの構築手法を提案する。半球という曲面上に長方形という角のある平面を隙間面積最小化で並べる手法について述べる。実験では、全天球画像を映し出したシミュレーションを行った。

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