1E-05
絵画技法を取り入れたARマーカの提案
○ヤマモト ユウスケ
ARToolKit等の普及でARマーカが身近になってきた.しかし,従来ARマーカは,認識の為に大半が欠損なく撮影されている必要があり,インタラクションの幅を狭めてしいた.さらに,その幾何学的な外観から,マーカ対象のデザイン性を損ねてしまうこともあった.本稿では,絵画技法で用いられる網点を,その規則に準じて,点群画像検索手法,LLAH(Locally Likely Arrangement Hashing)でも認識可能なランダムドットマーカとする手法を用いてARマーカを設計した.LLAHは局所からロバストに点群画像を認識できる為,設計したARマーカをもとに自由度の高いインタラクションが可能となる.

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