1C-05
音の再生信号の情報処理に関する研究
○高橋公太(コータサウンド)
音の信号を再生する時、従来と異なる概念の情報処理を信号処理として行った。
音の信号は、音圧又は速度に比例した信号であることから、音の信号レベルが0の時は、音圧又は速度は0でなければならない。
ところが、音の信号をそのまま増幅してスピーカを駆動すると音の信号レベルが0のところで振動板の動きは停止しない。このことから力学的に計算する式を用いて信号処理をしたところ、音の信号レベルが0のところで停止することが可能となる信号を生成することができた。
さらに、複数の周波数成分が混在する信号の場合周波数成分毎に物体の運動特性である+6dB/octとなる駆動信号を得ることができた。この場合周波数成分毎に分解して計算する必要がない。

footer 著作権について 倫理綱領 プライバシーポリシー セキュリティ 情報処理学会