情報処理学会 第78回全国大会 会期:2016年3月10日~12日 会場:慶應義塾大学 矢上キャンパス 情報処理学会 第78回全国大会 会期:2016年3月10日~12日 会場:慶應義塾大学 矢上キャンパス
会誌「情報処理」公開編集委員会
日時:3月11日(金)15:20-17:50
会場:第2イベント会場(11-31)
【セッション概要】会誌編集委員会の主催で,公開編集委員会形式のパネル討論を実施する.今年は,会誌記事連動企画として,「ヘンな論文」の著者であるサンキュータツオさんをお迎えし,会誌編集長との対談を企画した.対談内容は,後日会誌で報告されるが,情報処理学会からどんな「ヘンな論文」が発掘されるのか,楽しみにしたい.後半は,会誌「情報処理」ができあがるまでの舞台裏を聴衆に知ってもらうことを目的に,編集委員から,緊急企画が記事になるまでの苦労話,巻頭コラムの依頼はどのように行われるのかなどを語ってもらう.また,いちおし記事の紹介や,今後企画されているお薦めの特集の紹介なども行う.会場とのやりとりの時間を設け,読者から会誌への要望を直接伝えてもらう場にすることも意図する.
15:20-16:30 対談司会 会誌記事連動対談(ヘンな論文:情報処理学会編)
【対談概要】「ヘンな論文」の著者であるサンキュータツオさんをお迎えし,会誌編集長との対談を企画した.情報処理学会からどんな「ヘンな論文」が発掘されるのか楽しみにしたい.
対談司会:角 康之 (公立はこだて未来大学 教授)
【略歴】1995年東京大学大学院博士課程(情報工学)修了.博士(工学).国際電気通信基礎技術研究所(ATR)の主任研究員,京都大学の准教授を経て,2011年より現職.体験メディア,実世界インタラクションの理解と強化に関する研究に従事.
対談者:サンキュータツオ
【略歴】お笑いコンビ「米粒写経」.早稲田大学第一文学部在学中に活動をはじめる.オフィス北野所属.早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了.文学修士.一橋大学非常勤講師(日本語教育).中学・高校国語科第一種教員免許取得.専門は日本語学,文体論,表現論.お笑いを専門の言語学的アプローチから学術的に論じている.オタク芸人トークユニット「アニメ会」メンバー.腐男子.国語辞典と研究論文の収集をライフワークとしている.渋谷ユーロライブ「渋谷らくご」キュレーター.毎月5日間落語会を開催している.趣味は仏像鑑賞,落語鑑賞,NBA観戦,横浜ベイスターズ観戦,麻雀.主著(2013)『国語辞典の遊び方』,(2015)『ヘンな論文』(いずれも角川学芸出版).共著 石黒圭 編(2014)『日本語教師のための 実践・作文指導』くろしお出版,石黒圭 編(2011)『会話の授業を楽しくするコミュニケーションのためのクラス活動40―初級後半から上級の日本語クラス対象』スリーエーネットワーク.TBSラジオ「東京ポッド許可局」「荒川強啓のデイ・キャッチ」をはじめ,ポッドキャストを多く手掛けている.*ブログ「サンキュータツオ教授の優雅な生活」http://39tatsuo.jugem.jp/ *米粒写経HP http://kometsubu.com/
対談者:塚本 昌彦 (神戸大学 大学院工学研究科 電気電子工学専攻 教授)
【略歴】京都大学工学部数理工学科卒,工学研究科応用システム科学専攻修士課程修了,京都大学博士(工学).シャープ(株)研究員,大阪大学講師,助教授を経て現職.NPOウェアラブルコンピュータ研究開発機構理事長,日本ウェアラブルデバイスユーザ会会長.2001年よりウェアラブルの実践生活を行っている.研究テーマはウェアラブル・ユビキタスコンピューティングシステム,デバイス,インタフェースとそれらの応用.2014年より情報処理学会会誌編集長.
 
16:30-17:50 パネル討論 会誌「情報処理」ができるまで
パネル司会:塚本 昌彦 (神戸大学 大学院工学研究科 電気電子工学専攻 教授)
【略歴】京都大学工学部数理工学科卒,工学研究科応用システム科学専攻修士課程修了,京都大学博士(工学).シャープ(株)研究員,大阪大学講師,助教授を経て現職.NPOウェアラブルコンピュータ研究開発機構理事長,日本ウェアラブルデバイスユーザ会会長.2001年よりウェアラブルの実践生活を行っている.研究テーマはウェアラブル・ユビキタスコンピューティングシステム,デバイス,インタフェースとそれらの応用.2014年より情報処理学会会誌編集長.
パネリスト:五十嵐 悠紀 (明治大学 総合数理学部 先端メディアサイエンス学科 専任講師)
【略歴】2010年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了.博士(工学).2010年より日本学術振興会特別研究員PD,その後育児休暇復帰支援であるRPDとして筑波大学に所属.2015年より現職.コンピュータグラフィックスやユーザインタフェースの研究に従事.Yahoo!ニュース個人オーサーとして執筆業にも励む.WEB連載記事『五十嵐悠紀のほのぼの研究生活』配信中.
パネリスト:加藤 由花 (東京女子大学 数理科学科 教授)
【略歴】1989年東京大学理学部卒業.同年日本電信電話(株)入社.2002年電気通信大学大学院情報システム学研究科博士後期課程修了.博士(工学). 電気通信大学助手,産業技術大学院大学教授を経て,2014年より東京女子大学数理科学科教授.情報ネットワーク,ネットワークを利用したロボットサービスに関する研究に従事.情報処理学会理事(会誌・出版担当).
パネリスト:末永 俊一郎 (国立情報学研究所 GRACEセンター 特任准教授/株式会社レベルファイブ 研究開発部 マネジャー)
【略歴】日本ユニシス(株)等を経て,2013年より国立情報学研究所特任准教授.2015年より同研究所,特任准教授(非常勤)を兼務し,(株)レベルファイブ研究開発部マネジャー.
パネリスト:角 康之 (公立はこだて未来大学 教授)
【略歴】1995年東京大学大学院博士課程(情報工学)修了.博士(工学).国際電気通信基礎技術研究所(ATR)の主任研究員,京都大学の准教授を経て,2011年より現職.体験メディア,実世界インタラクションの理解と強化に関する研究に従事.
パネリスト:高岡 詠子 (上智大学 理工学部 教授)
【略歴】慶應義塾大学理工学部数理科学科卒業,同大学大学院理工学研究科計算機科学専攻博士課程修了,博士(工学).現在,上智大学理工学部教授.専門分野はデータベースとWebアプリケーション,コンピュータと社会(医療・教育・環境・福祉).情報処理に関する法的問題(LIP)研究グループ主査,CE研究会運営委員,CE研幹事,初等中等教育委員会,論文誌編集委員,学会誌編集委員,代表会員,若手研究者の会幹事,コンピュータと教育編集委員会(TCE)編集委員,2007年情報処理学会山下記念研究賞受賞,2013年度情報処理学会学会活動貢献賞受賞,主な著書:チューリングの計算理論入門,シャノンの情報理論入門(講談社ブルーバックス),「計算事始め('13)」および「情報科学の基礎('07)」(放送大学教科書).
パネリスト:辰己 丈夫 (放送大学 教養学部 准教授)
【略歴】1997年早稲田大学理工学研究科数学専攻博士後期課程単位取得退学.1993年同大学情報科学研究教育センター助手.1999年神戸大学講師.2003年東京農工大学助教授.現在,放送大学准教授.また,東京大学,産業技術大学院大学で非常勤講師.情報教育,情報倫理,数学教育の情報化に興味を持つ.著書に「情報化社会と情報倫理・第2版」(共立出版),「情報科教育法・改訂2版」(オーム社),「情報の科学」(高校「情報科」検定教科書)(日本文教出版)などがある.
パネリスト:土井 千章 (株式会社NTTドコモ 先進技術研究所)
【略歴】(株)NTTドコモ 先進技術研究所勤務.2009年 慶應義塾大学理工学研究科博士前期課程修了.同年(株)NTTドコモ入社.モバイルコンピューティング,Androidアプリケーションのセキュリティ,大規模データを用いた行動分析の研究に従事.2014年から情報処理学会会誌編集委員会委員.
パネリスト:永野 秀尚 (日本電信電話株式会社 NTT コミュニケーション科学基礎研究所 主任研究員)
【略歴】1994年大阪大学基礎工学部情報工学科卒業.1996年同大大学院基礎工学研究科物理系専攻情報工学分野修士課程修了.2005年同大大学院情報科学研究科マルチメディア工学専攻博士課程修了.博士(情報科学).1996年NTTに入社.現在,NTT コミュニケーション科学基礎研究所主任研究員.音や映像などのメディア情報の認識・探索に関する研究に取り組む.2011年3月から2012年3月まで英国 Queen Mary University of London 客員研究員.電気通信普及財団テレコムシステム技術賞奨励賞,逓信協会前島賞,日本応用数理学会ベストオーサー賞各受賞.IEEE Senior Member,電子情報通信学会,情報処理学会各会員.2002年1月より2006年3月まで情報処理学会学会誌編集委員 専門委員会(基礎・理論分野/FWG)編集委員.2014年4月より同学会誌編集委員.