7ZB-03
認知症早期発見のためのデータ分析プラットフォームの開発
○君野敬祐,石井 瞭,井上雅裕(芝浦工大)
近年、高齢者の増加に伴い認知症の患者数も増加している。認知症は早期発見により進行遅延が可能であることから早期発見が非常に重要であるが、独居高齢者は、認知症の症状に気が付く家族がいないため、早期発見が困難であった。本研究では独居高齢者の住宅内に、認知症における典型的な行動を検出するセンサーを設置し、行動の時系列を獲得するとともに、センサーでは検出できない高齢者の属性情報を含めて高齢者の行動を分析することにより認知症であるかどうかを早期に判別する分析を行う。取得する認知症患者のデータや分析方法を拡張可能にすることにより利用者に適した診断を行うためのプラットフォームを開発する。

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